メモ:秋ぐらいから新しい企画をやろうと考えております。また現在某賞に送ろうと小説書いております。ですので更新頻度が落ちます。
新しい企画は、形にならない可能性もありますんで、詳細はイケるとなったら発表しますw
アーミー・オブ・ザ・デッド 2021
監督:ザック・スナイダー
主演:デイヴ・バウティスタ
エラ・パーネル
ギャレット・ディラハント
ストーリー
:私たち、結婚しました~ってな浮かれたバカップルが一路ラスヴェガスを目指し車をぶっ飛ばしておりました。超ハッピーな花嫁さんは、ぬふふと笑いながら運転する旦那さんにエッチなナニを開始! 旦那さん、オウ! オオウ! とか喘いでいるうちに車線をはみ出してしまいましたとさ。
ってなわけで、二人の車は
軍の輸送部隊に正面衝突!
大爆発炎上!!
積み荷のコンテナごろ~ん!!!
慌てる軍人たちは本部に連絡するも、戻ってきた指令は
はよ、逃げろ!!!
コンテナから跳び出してきた男は、弾丸を避けながら軍人たちを皆殺しにする!
ところが死んだ軍人たちはしばらくすると起き上がった。
一団の目の前には煌めくラスヴェガス。
かくしてラスヴェガスは死人の群れによって蹂躙され、多大な犠牲を払いつつも国はラスヴェガスを隔離する。
そして時は流れ
今ではすっかり落ちぶれたが、ヴェガスで大勢の人を救ったバウティスタに一つの話が持ちかけられる。
ヴェガスのカジノの地下にある金庫、そこにある金を盗み出してくれないか?
かくしてバウティスタ率いる寄せ集め軍団は、96時間後に核弾頭が落ちるヴェガスに
潜入するのであった。
しかし――
感想:バレ無し
:いや、どう扱ったらよいものやら……ともかくバランスが悪いのよ。
B級映画の発想で大金をぶっ込んだ映画ってのは嫌いじゃないけども、監督がザックなんで良い意味でも悪い意味でも、ものすげぇ鼻につくのよ。
脚本も『いざ本番!』となったら『えーっと、どうしよう』ってな感じでもたもたしだすしね、メイキング見るとジャンルミックスについて浮き浮きに語ってたけども
またいだジャンルの芯の部分を全部忘れてんじゃねーの?
ってな感じです。
結論として言えば、いつものザックの
それっぽいだろ?
っていう手法が駄目な方で煮詰まった点が多い映画なんじゃないでしょうかね。
とはいえ、OPが私的に100点満点なんですよ。
だから終わってみれば、60点台後半の映画なんですな。
あとは走るゾンビについての問題点が極限まで行ってる映画でもあると思う。
そういう意味で一度は見ても良いんじゃ――とは軽々しく言えないほどになげーんだよなあ……148分は長すぎだろ。
それでも舌っ足らずなんだから連続ドラマでやれよ……。
以下完全ネタバレ(OP含む)感想
気になってる人はOPだけでも観て!
まずは良い点ね。
前述通り、ヴェガスがゾンビの国になるまでのOPはアクションゾンビ映画として一本の作品として成立できるぐらいに燃える要素がパンパンにつまってて最高!
ゾンビを重機関銃でミンチ肉にするわ、丸鋸で切り裂きまくるわ、子供が行方不明になるわ、その子の(多分)傭兵の母親が子供のパーカー見つけて絶望するわ、実はその子が生きてるわ、脱出寸前で間に合わなくて親子諸共涙を流して抱き合いながら隔離用のコンテナウォールに押しつぶされるわで、もうお腹いっぱいになんのよ!
勿論ヴェガスだから、プレスリーゾンビやらコールガールゾンビやらも大挙して登場!
特に私が絶賛したいのはOPが始まってすぐにコールガールゾンビ軍団が金持ち風のおっちゃんを追い詰めるくだりですね。
おっちゃん、鬘をむしり取られるのよ。
これ、世界初じゃね!!?
ってかね、ゾンビ映画って日常の延長であるべきなのね。だからして、鬘をむしり取られるっていう、同じように毛の薄い私としてはゾンビが凄く身近に感じられる瞬間だったわけw いや、高い金出して買った鬘をゾンビにむしられるとはなあ……あの瞬間におっちゃんは別の意味(毛根的な、そして尊厳的な意味で)で死んだんだね(遠い目)
その次のシーンで、携帯用の人工呼吸器付けた爺さんがスロットで大当たりを出した瞬間にゾンビに群がられて顔をむしゃむしゃ食われちゃうってのも最高!
指揮官らしきおっさんが、ゾンビを蹴散らしながら戦車に駆け上がって、発煙筒で爆撃を誘導するシーンも映画のクライマックスだよねえ!
で、それを受けての本編でのアクションシーン。
本編で使われるのはほぼ銃とナイフだけなんだけど、うまいことフロアを利用していて、戦闘中は飽きない作りになっている。
いや、オープニング以来バウティスタ全然活躍しないんで焦ったけども、金庫開けた後の脱出戦から大活躍。撃つわ投げるわ吹き飛ばすわでガンガン動く。特に金庫エレベーター前でのハゲアルファゾンビとの格闘戦は最高だった。
アルファゾンビってのは、進化系ゾンビで銃の弾をある程度躱してくるんだけど、このハゲはバウティスタのナイフを躱しまくったあと、掌で受けきり噛みつこうとするんだよ。それを持ち上げ通路の仕切りにブチ当てる一連のシークエンスはスピード感と人間じゃねぇ感(バウティスタ含む)満載で楽しいっすね。
続いてのスロットエリアでの攻防も、弾切れするやルーレットテーブルをぶん投げて時間を稼ぎ、冷静にリロード。続いてテーブルの上を八艘飛びしながらの射撃と魅せる魅せる!
また、サブキャラのこいつすぐ死ぬなって感じのユーチューバーが連れてきた女性が、滅茶苦茶戦闘能力が高くて、まあ死んじゃうんだけども、動きの遅い普通のゾンビ(劇中ではシャンブラーと呼称)を多分数十体ナイフと銃で始末しまくる! この動きがかなりカッコいいのね! あそこの嬉しい驚きがあってホントによかった!(とはいえ、手放しでは喜べないシチュエーションなんだけども……)
で、ゾンビアニマルですよ。
本編ではゾンビ馬と、ゾンビタイガーが登場。ゾンビ馬は乗り物ってだけなんだけど、ゾンビタイガー、バレンタイン君(名前付き!)は大活躍!
ヴェガスを徘徊する見張り役で、戦闘力も異常に高い! しかも待ち伏せ型で、ネコ科の動物の残虐性も存分に発揮! まあ、グロくて最高なシーンがございますよ!
ちなみにギャレット・ディラハントがバレンタインに対してやたらと「信じらんねえ」とか言い、最終的にぐちゃぐちゃに殺されるのは『バーニング・ブライト』のパロディなんでしょうな。
さて、続いては主役の一人、ラスヴェガスですわな。
これは凄い。ホントに凄い。雄大かつ不気味な景観で、うわ、行きてぇ! もしくはここを舞台にしたゲームやりてぇ! ってなること必至な素晴らしさ。
潜入したら即、干からびたゾンビが山積みになってるってのもツボでしたね。
デジタル技術がなけりゃあ、この絵は撮れなかったなってシーンが結構あるってのも良かった。
うん、ザックはそういうとこ、いつも良いんだよね~って感じっすか。
で、まあ、ここまで褒めといて60点台後半って? ってなるでしょ?
多分観た人も、みんな同じ感想だと思うんだけどもね。
ここまで書いた良い点を帳消しにする悪い点がザックザックあるんですよ(ダジャレ)
さて、悪い点
まずは人選ね。
なんでユーチューバー入れたの?
このミッションって依頼された表向きの奴ですら公表されたらまずい奴だよね?
ゾンビを平気で撃つから入れたって?
そんなアホな。
まあ、前述の実はユーチューバーが連れてきた女性が作中一番じゃないかっていう戦闘能力持ってたりして大笑いしたけどさ、軍人であろうバウティスタの仲間二人よりもいい動きしてるってどうよ?
んで、鍵開け野郎ね。
バックボーンがまっっっったく語られないんで、ただの金庫オタクにしか見えないわけ。いや実際連れてったらガッツリ開けたけどさ、なんでそんな奴がそこらの鍵量販店にいんだよ?
いや、こいつ実は生死不明だから続編の『ロストヴェガス』(だっけ?)で正体が明かされるのかもしれないけどさ、この作品単体で見た場合、作品の質を著しく下げる要因になってるぜ?
で、バウティスタの相棒役の女性兵士よ。
『人生に一度、自分のために生きられたなら』って台詞をバウティスタに言われて、愛するバウティスタのために戦うのが自分のために生きることだって付いてくる健気な人なんだけどさ
活躍シーンまさかのゼロ。
愛の告白をした直後に不意打ちで即死させられて、バウティスタもその場では絶叫するけど、その後ドタバタになっちゃうんでもう思い出さないのよ。
あのさあ……『自分のために~』でバウティスタは娘のためにあそこに飛び込んだわけでしょ? それを手伝わなきゃ彼女のいる意味が映画的にないじゃない?
彼女がやった事って、OPの重機関銃とユーチューバー紹介しただけだぞ?
で、ノラさん演じるコヨーテ姐さんね。
あのねぇ……このキャラいらないんじゃない?
この映画って脚本改稿しているうちに継ぎはぎ部分がそのまま残ったみたいにいびつで無駄が多く、そのくせ肝心な所が描かれてないのよ。
コヨーテ姐さんは思わせぶりに色々語るんだけど、結局なんでヴェガスに詳しいんだとかは不明のままなのね。で、この人も生死不明なのよ。(死亡の瞬間が明確に描かれない)つまりは『ロストヴェガス』もしくは前日譚の『アーミー・オブ・シーブズ』で明かされるわけだ。
いや、だとしても最低限、キャラとして成立するように何か語ろうよ。この人、真田さん一派に加担する明確な理由すら不明だからね。
ついでに言えばヴェガスの中への案内はユーチューバーがヴェガス内でゾンビハントしてるわけだから、そっちに聞けば入れるしね。その為に雇ったと思ってたら違うんだよ!
他にもオマリさん演じるOPで丸鋸無双をかましたヴァンデルローエなんて、金庫野郎と漫談してるだけで丸鋸使わねえのよ。
で、友情が芽生えたんで金庫野郎が金庫に逃がしてくれた――かどうかも結局不明のままラストでゾンビ映画的においしいポジションにつくわけだけどさ、これまた後述のナニにより『なんだそりゃ?』って言葉が真っ先に出てきちゃうのね。
いや、実はあれが放射線障害だったら納得するんだけども、ザックだしなぁ……。
あと、あれよ、一番最初に抜けたデイモン!
ユーチューバが連れてきたんだけども、「ゾンビとマジで戦うのかよ!? 死ぬって! 俺帰るわ!」という非常に賢明な判断を下したこの男
本当にそのまま帰ったんだよ。
いや、依頼の全容を聞いて、帰ってもいいの? 隔離地域に入って強盗しようって計画だぞ? こいつの顛末も続編か?
んで真田さんよ。
現場に行かせろって……。真田さん、黒幕よりも日本刀でアルファ軍団なます切りにしてた方が絶対映画的に盛り上がったって。そういう戦闘を単調にしないためのキャラの盛り上げが皆無なんだよ、この映画。
さて、キャラへの不満は尽きないんだけども、ここまでで度々触れた設定の不親切さよ。
例えばこの映画にはゾンビが二種類出てくる。
で、アルファ。これは知能があり身体能力が高いダッシュ系ゾンビ。
この二種類に別れる基準が全く不明。
適性があるのか? 最初の一匹、つまりコンテナから出てきたゼウスに噛まれた奴のみがアルファになるのか?
ついでに言えば、アルファになるまでの時間に個体差がありすぎるのではないか?
(バウティスタは噛まれて恐らく一時間以内。ヴァンデルローエは核攻撃後にヴェガスからユタに移動、かつプライベートジェットで移動中にようやく眩暈がしたっていう程度)
あと、サービスっていうかイースターエッグ的なというか
アルファの中にサイボーグがいるのよ。
残り時間、39:39と33:08(探せばもっといるかも)に出てくるアルファ型は目が青く光ってて、顔を撃たれると内部の機械がむき出しになるんですわ。
いや、だから続編とか前述譚を(以下略)
んで、シャンブラーの生態ね。
ええっとですね、わたくしも趣味で小説書いてて、ゾンビが炎天下で水分失って干物みたくなるってのを書いたことがあるんですな。で、ヴェガスに入ったらそういうシャンブラーが山積みになってるの。で、進むと建物内で昼間はシャンブラーは休眠してるんですわ。
ちょっと待って。
ユーチューバー、昼間にシャンブラー撃ってたよ?
あとね、作中時間が実は隔離から六年経ってるらしいのね。(メイキングで言ってた)
それは作中で言おうよ。
ってかバウティスタがゾンビ化した奥さんを娘の前でぶっ殺すシーンがあるんだけど、バウティスタはヴェガスに住んでたの? 隔離地域が一瞬ニュースで流れるけども、どれだけの人口が失われたの? とかアクションゾンビパニックで必要なデータがことごとく語られないんだよね。
なんだかなあ。
さて、ここから前述しました
極限まで行ったんじゃないかという走るゾンビについての問題点についてひとくさり。
ゾンビとは何ぞや? というのは人それぞれだとは思うんだけども、私にとってはゾンビは死なのね。だから、良い意味でも悪い意味でも生きている我々の対局の存在で、それを見てしまうと生きている意味に絶望してしまうから人は動けなくなってしまう。(それを振り払って行ける所まで行こうやってのがゾンビのラストかなあ、と)
しかし、多くのゾンビ映画において描かれるゾンビが、厳密に言うと死人なのかは疑問が残る。何しろ噛みつかれたことによって感染して死亡。後にゾンビになるのが殆どなのだ。
これって、感染したことによって変異した固体になっただけじゃないの?
で、走るゾンビなのよ。
走り出した理由は、単純にその方が怖くて面白いからだと思うけども、その怖さは、本来ゾンビが持っていた怖さとは違う気がするわけ。
だからして、走るゾンビ=感染者という作品が増えてきたわけですな。
それでもザック・スナイダーはドーン・オブ・ザ・デッド(通称新ドン)ではゾンビを感染者とはしなかった。
あのダッシュゾンビたちの中には、腕や足が無かったり、顔が欠けた連中がいたからだ。
死人が物凄い勢いで襲ってくる!
ゾンビはのろのろと歩くが、歩みを止めない。いつか人間に追いつくのだ。
死だから。
しかし、現代は死はそんなにのろのろしていない!
唐突に、そして暴力的に人を無残な死に至らしめる。
ザック・スナイダーは新ドンでゾンビをそういう風に描いた。(と思っていた)
ところが今回のアーミー・オブ・ザ・デッドは体が欠損したゾンビは一体も出てこないのである。
これは映画業界の問題なのか?
それとも他の何かなのか?
まあ、それは答えが無いので置いとくとして、問題なのはアルファと呼ばれるダッシュ型だ。スタントマンの問題もあるのだろうが
こいつらガタイがいいのである。
そりゃ群れでパルクールなゾンビ軍団はワクワクすっけどもさ
やっぱ頭のおかしい暴徒にしか見えないわけよ。
言っちゃえばゴースト・オブ・マーズ*1の火星人憑依軍団にしか見えないの!
しかもゼウスの相方の女王アルファは妊娠してんだよ。
OKわかった。ゾンビが子供を産む作品は他にもある! ブレインデッドとかね。でもあれはコメディだ! これコメディ?
NO!
じゃあ、質問だ。
妊娠してる。栄養が必要。OK?
何喰ってんの?
……とまあ、文句が山のように吹き出すんですなあ。
そりゃ現場は楽しかっただろうし、ザック本人のつらい経験もあって(娘さんが亡くなった)それを作品に投影したってのも判るっちゃーわかるんだが(ゾンビ映画にそういう要素をぶっ込むなよという常識的なアレは置いとこう)
全部中途半端なんだよ。
悲しくもねえし、笑えもしねえし、怖くもねえ。
下手すっとハラハラもねえ。
ともかく、それっぽいだろ? っていう映像が延々と続くんだよ。
メイキングでさ、ジャンルミックスを誇らしげに語ってたけども
例えば犯罪物として金庫破りをするのならば、もっと綿密にルートから決めるもんでしょ? 行き当たりばったりでメンバー決めて、カジノまでの距離も良くわからねえし、最初に入った建物にシャンブラーの大群が休眠しててユーチューバー相方無双がおっぱじまるけども、あそこで引き返して建物迂回すればよかったんじゃねーの? あそこは通らなければいけない建物なの?
それを明確に説明しろよ!
148分あんだぞ!!
あとね、干からびたシャンブラーの山をコヨーテ姐さんが、「雨が降ったら復活する」って言っといて
雨降らねえってどういう事だ、コラ!
ゾンビ映画の基本、大群に追い詰められるすらできてねえじゃねえか!
『ロストヴェガス』で黒い雨で復活するのか!?
その前に吹き飛んじゃってるでしょーが!!!
あとな、エンディングな。
せっかく助けた二児の母のギータがどうやら死んでいる事に関して、娘のコメントは無しか?
あとね、核爆弾をゾンビ密集地帯に落とすのはゾンビ映画としては当然なんだけども、それをやらなくても制圧できたんじゃねーの?
なにしろ殆ど干からびてるしアルファゾンビは格闘戦は強くても銃撃戦では普通に倒せるじゃん。
頭目のゼウスはメットつけてるだけなんで重機関銃で体吹き飛ばせばなんとかなるでしょ?
ってか、アルファほぼバウティスタ達に全滅させられたよね?
アメリカ軍て、この寄せ集め部隊よりも弱いの?
ああ、ダメだ。やっぱり文句が出まくる。
せめてなあ、バウティスタに助けられた国防大臣が、真田さん達が進行させてた、アルファの頭から死人の軍隊を作るっていう計画、つまりアーミー・オブ・ザ・デッド計画を知って、核弾頭の発射を大統領に促した……なんて話が同時進行で、発射してからバウティスタが現場にいることを知って『神よ!』とか呻くなんてシーンがあったら全部帳消しなんだがなあ。
死人の軍隊を作るって計画も、たぶんそうだろうなあって程度に思わせぶりに語られるだけなんだよね。わはは。
ちゅーわけでアクションシーンとそこそこのグロに期待してみるのが吉かと。
OPだけは歴代ゾンビ映画でもトップに食い込む良さがあるだけに、ガッカリ感が半端ない。そんな映画でござった。
以上!
一応『ロストヴェガス』と『アーミ・オブ・シーブス』はみるけど、それでこの映画の評価が変わってくれればいいのだが……無理だろうなあ(涙)
こういう隔離地域ものなら『ゾンビ・サファリパーク』というひでぇ邦題の良作がありまして、あっちがお薦めかなあ。オチの絶望感も物凄いんだわ。
*1:ジョン・カーペンター監督のアクションホラー。要塞警察とゾンビ物をミックスした大変面白い作品だが超コケた。カーペンターが監督業から遠ざかる一因なのではないかと疑っている。ジェイソン・ステイサムがカッコイイ脇役で出てたりする