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スカイスクレイパー

メモ:パニック映画とアクション映画をくっつけたら、面白さも二倍やん! という過ちを人類は何度繰り返すのか。

いや、そういう作品大好物なんで、永遠に繰り返してほしいのだが。

 

 

スカイスクレイパー 2018

監督:ローソン・マーシャル・サーバー

主演:ロック様

 

ストーリー

:ごく普通のテロリストはビルを占拠。

ごく普通の完璧な装備と人員。

ごく普通の完璧なテロ計画。

ただ一つ違っていたのは

乗り込んできたのはロック様だったのです

テロリストは死ぬ

 

感想:バレ無し

まあ普通

いや各シーンはよくできてるし、

主人公が無敵過ぎないようにハンデを付けてるんだけど、

それもちゃんと物語上意味がある。

だけども、テンションと言いますか、色々あるのに

起伏が感じられないのよね。

何が問題かってーと、そりゃ勿論ロック様なのよ。

だってねえ

でかいゴリラと共闘したり、巨大津波を乗り越えたりする

ロック様がですね、火災とテロリスト相手にしても

ハラハラしねえんだよ。

そういう意味で、アザー・ガイズの冒頭は最高だった。

 

以下ネタバレ感想

 タワーリングインフェルノダイ・ハードを混ぜたのは

映画としてはとても正しい

だけども、そこにピンチに陥る主人公としては

説得力ゼロのロック様を配置したのは、いただけなさすぎる。

 

お話も、ロック様が奥さんと子供達を助ける為に

ビルに乗りこまざるを得ない前半はスピーディで快調なんだけど

中盤からは、娘を人質にされてビルの警備システムが主な相手、といううーん……と言う展開に。

 

これ、シンプルにテロリストも主人公も火災と対決せざるをえないみたいな話にした方がドラマも充実して面白かったんじゃなかろうか?

いや、金出した中国に気を使うのは判るんだけど

それで映画がつまらなくなったんじゃ、怒られるんじゃねーの?

 

とはいえ、奥さん役が

なんとスクリームの主演のネーヴ・キャンベル

ちゃんとイカれた女テロリストに良い一発をかますあたり

この監督、何となくは判ってるんだろうけど

うーん……企画は良いんだけどねえ、という映画です。

 

あ、ロック様が敵のボスを

俺はお前の前にはいない」って感じで

ビルの最上階から蹴り落とすシーンはスカッとして大笑いしました。

ここで燃えドラのオマージュみたいなシーンを入れてくるあたり

企画は良かったんだけどねえ……と思ってメイキング見たら

あそこのシーン後から追加撮影で入れたらしい。

 

ああ、そうっすか……そんな映画。