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パラサイト 半地下の家族

メモ:寒暖差が激しすぎて、体調メチャクチャよ(涙)

 

 

パラサイト 半地下の家族 2019

監督:ポン・ジュノ

主演:チェ・ウシク

ソン・ガンホ

 

 

 

ストーリー

:父母兄妹の貧乏一家四人はアパートの半地下に住んでいた。

ある日、長男の友人が、留学する自分に代わって家庭教師をしてくれないかという話を持ってくる。

家庭教師先の金持ち家に面接に行った長男は、金持ち奥さんのチョロさに気づき、『ある計画』を思いつく……。

 

 

感想:バレ無し

私はポン・ジュノ作品は

殺人の追憶

グエムル

母なる証明

以降見てないです。もう、この三本が名作過ぎて

これ以上のものは多分撮れないんじゃないか? と思っちゃったのね。

で、久しぶりに見た(間にスノー・ピアサーとオクジャが入るのかな?)ポン・ジュノ作品なんだけど、うん、予想通りになってた。

かなり面白い映画だとは思うけど、前述の三つよりも大きく劣る……。

 

というか、これ、映画の企画だったの?

アニメ映画「サマーウォーズ」と同じ

このネタと設定なら

長尺のテレビシリーズでやれよ!

って感じです。

 

以下ネタバレ感想

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ハッピー・デス・デイ 2U

メモ:何故人は寝る前に、無駄に元気になってしまうのか。特に仕事の前日に……。

 

 

ハッピー・デス・デイ 2U 2019

監督:クリストファー・B・ランドン

主演:ジェシカ・ローテ

 

以下、ストーリーでもややバレを含むので

前作を見て、まだ本作は観てないよって方は、とにかくショップに急げ!

お奨め!!

 

ストーリー

:前作、真犯人を倒しカーター君とゴールインしたツリー。

だが、カーター君の親友である

「よう! ビッチと寝たか!」ことライアン君がループに突入。

即座に異常に反応したツリーは、ループの原因に遂に出会う。

なんと、ライアン君が作った量子反応炉でした

この装置、シシーことシーシュポス*1時間をゆっくりさせるらしい。

ところが動かしてみたら、イムループ発生装置でした!

お前の所為かーっ!

激怒するツリーだが、そこに前作で倒したはずのマスクの殺人鬼が出現!

秒で倒すも、なんと中身はライアン君

「俺は並行世界から来た! あいつがループ装置を動かす前に殺すんだ! とんでもないことになるぞ!」

大混乱の中、装置が起動

 

ツリーはカーター君のベッドで目が覚めた。

携帯の日付は9/18自分の誕生日である。

カーター君「あー、いや、君、昨日の夜ベロンベロンだったから部屋に運んだんだ。あ、ほら、君の服は畳んどいたよ」

そんなカーター君は、なんと別の女とつきあっていた

驚くツリー。

即座に行動に移るツリー。

カーター君とライアン軍団は結論を述べる。

「君、多分並行世界に来ちゃったんだよ」

 

感想:バレ無し

愛すべき無駄話

作中でも言われてますが、今作は

バック・トゥ・ザ・フューチャー2です。

つまり、前作が好きな人がニヤニヤしながら見て

面白かったけど、まあ、作らなくても良かったかな? いや、俺は好きだけどね

という、こう、びみょ~な感想が出る作品です。

単品としては全然ダメ

でも、続編、いやさ「おまけ」としては凄く秀逸。

もう完全にホラーは捨てて

笑いに全ブリしてます……中盤までは

 

まさか、ハピデスで泣くとはねw

だから、私はこの映画好きだわ~www

 

以下色々とネタバレ感想

*1:多分、シーシュポスの岩からきてると思う。あれですよ、岩を山の上まで持ち上げろって言われるけど、岩が下に転がっちゃうんで、永遠に岩を押し上げるってやつ

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ハッピー・デス・デイ

メモ:庭のメダカを越冬させるために、睡蓮鉢等をプチプチで包んだが、そうやって防寒を完璧にすると暖かくなったりするんだよなあ。

 

 

ハッピー・デス・デイ 2017

監督:クリストファー・B・ランドン

主演:ジェシカ・ローテ

 

 

 

 

ストーリー

:ツリーは見知らぬ男のベッドで目が覚めた。

携帯の日付は9/18自分の誕生日である。

見知らぬ男「あー、いや、君、昨日の夜ベロンベロンだったから部屋に運んだんだ。あ、ほら、君の服は畳んどいたよ」

その時、扉を開けて見知らぬ男の友人が入ってくる。

「よう! ビッチと寝たか!」

イラつきながら寮に戻るツリー。

めんどくさい知人。父親からの電話。

そしてお節介なルームメイトが誕生日のカップケーキを用意してくれた。

「あ、ごめーん。あたし炭水化物は食べないの~」

ツリーは変顔で蝋燭を吹き消すと、ケーキをルームメイトの目の前でゴミ箱に投げ捨てる!

そして、その夜、ツリーは謎の殺人鬼に殺されてしまう。 

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ツリーは見知らぬ男のベッドで目が覚めた。

携帯の日付は9/18自分の誕生日である。

見知らぬ男「あー、いや、君、昨日の夜ベロンベロンだったから部屋に運んだんだ。あ、ほら、君の服は……」

 

感想:バレ無し

いやはや面白い

王道ループ物で、傑作とまではいかないけども

実は非常に丁寧に作ってあって、安定して面白いです。

ループ物お約束の、主人公の更生成長恋愛が巧い事スラッシャー映画と噛みあってるのが良いんだわ。

で、以前感想を書いた「新・13日の金曜日」で失敗しているジャンルミックス

全部成功しているのが素晴らしい!

iroirokannsou.hatenablog.com

作中でも引用されてるけど、「恋はデジャブ」ファンの人は必見だなあ。

 

以下犯人のネタバレあり

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ドクター・スリープ

メモ:シャイニング二つを書かないと、感想をかけない……そんな厄介な映画ドクター・スリープ

 

 

ドクター・スリープ 2019

監督:マイク・フラナガン

原作:スティーヴン・キング

主演:ユアン・マクレガー

カイリー・カラン

レベッカ・ファーガソン

 

ストーリー

:オーバールックの惨劇から幾年月。

ダニーは立派な飲んだくれになっていた

今日も今日とてバーで喧嘩をした後、見ず知らずの女と一夜を共にし、その女の金を盗んで逃げようとした。

そんな彼を諌める黒い影。突っぱねるダニー。

だが、その選択は最悪の結果を招き、ダニーはどん底に落ち込む。

こりゃいかん! 真っ当な人間になろうと、ダニーは新天地でホスピスに就職。

「かがやき」を使い、死にゆく患者の苦痛を取り除く

ドクター・スリープがここに爆誕した

その頃、強力な「かがやき」を持った少女アブラは、同じく「かがやき」を持った少年が惨殺されるビジョンを幻視。

少年を惨殺した「かがやき」を求める集団、「トゥルー・ノット」がアブラを狙い始める……。

 

感想:バレ無し

ハイブリットシャイニング・サイキック・アクション!

いや、うん、面白かったよ。

勿論単体として見てもマイク・フラナガンだからちゃんと見れるんだよ。

表現がちょっと古い感じはするけど、90年代のサイキックアクション映画を今の技術でやるとこうなるんじゃないかしら?

 

ただ、私の場合は、面白さよりも何というか――シャイニング信者として尊い映画だなあ、と。

 

あ、でもキューブリック版は絶対に観とかないと、判らん部分が多いかも

 

以下ネタバレ感想

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シャイニング テレビ版

メモ:なりたい職業はオーバールック・ホテルの管理人です(大嘘)

 

 

シャイニング 1997

監督:ミック・ギャリス

原作:スティーヴン・キング

主演:スティーヴン・ウェーバー

レベッカ・デモーネイ

 

ストーリー

家庭内に問題を抱えた男、ジャック・トランスは、オーバールック・ホテルの冬季管理人として就職する。

彼のような飲んだくれにホテルを任せるのは、正直ムカついて仕方がないと毒を吐く支配人のスチュアート・アルマン。

一方、彼の息子、ダニー・トランスは『かがやき』と呼ばれる才能を持つ超能力者であった。

そんな彼に、警告する同じく能力者のホテルのコック、ディック・ハローラン。

だが、ホテルに巣食う悪霊は、ダニーの持つ『かがやき』を狙って、思いもかけぬ方法で家族に揺さぶりをかけてくる

具体的に言うと

スズメバチとトピアリーです

 

感想:バレ無し

90年代キングの甘ったるいシャイニング

勿論これはこれで面白いし、キューブリック版よりも原作に忠実な所も多い。

多いんだけど――

 

以下ネタバレ感想

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シャイニング 映画版

メモ:ところで、いつになったら143分バージョンは出るんですかね?

 

 

シャイニング 1980

監督:キューブリック

原作:スティーヴン・キング

主演:ジャック・ニコルソン

 

 

ストーリー

家庭内に問題を抱えた男、ジャック・トランスは、オーバールック・ホテルの冬季管理人として就職する。

彼の身をちょっと案じる、支配人のスチュアート・アルマン。

一方、彼の息子、ダニー・トランスは『かがやき』と呼ばれる才能を持つ超能力者であった。

そんな彼に、警告する同じく能力者のホテルのコック、ディック・ハローラン。

一方、妻役のシェリー・デユバルは監督のキューブリックに演技向上の為、精神的に追い詰められていた

 

感想:バレ無し

 

圧倒的な冷たさと、パンパンに張りつめた風船のような空気感が常に緊張を強いて、こっちを脅迫してくる映画

からして、恐怖感というよりも、大きな物、凄まじい物を目の前にした畏怖みたいなものが、この映画から受けるメインだと思う。

つまりホラーとしてはぶっちゃけ怖くない

純粋な怖さでは原作の方が圧倒的にかなあ。

とはいえ、原作信者としては、キングが怒ったという話は『単なる話題作り』なんじゃねーかなーと今でも思っております。

だって、いつ爆発するか判らない『癇癪』っていうのを、ちゃんと映像化してるんだもの。

 

以下、ネタバレ――って、もう、この映画のネタバレって言ってもねえw

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ターミネーター:ニュー・フェイト

メモ:イーライ・ロス、もしくはジェームズ・キャメロンがプロデュース! って宣伝文句が出てくると、まあ、駄目だわな。次点でギレルモ・デル・トロだな。

 

 

ターミネーター:ニュー・フェイト 2019

監督:ティム・ミラー

主演:ナタリア・レジェス

マッケンジー・ディヴィス

カブリエル・ルナ

 

:11/09 午後23時、最後に追記

 

ゲスト:リンダ・ハミルトン

シュワちゃん

 

ストーリー

デデンデンデデン デデンデンデデン チャ~ラ~ラ~(以下略)

未来から殺人機械が送られて来て、関係ありから無関係の人間までメタクソに死にますが、歴史は変わらないんすかね?

ああ、そこら辺は無視っすか。

まあ、追いかけてきた奴がモブ殺して消滅したらコントだよなあ

そっちの方が面白くね?

あ、お話っすか? 

いつもの奴です。

 

感想:バレ無し

えーっと、ぶっちゃけ観なくていいです

私、シュワちゃんのファンで、ラストスタンドで復活した時

昔色々あったマッチョ老人といういい感じの老け方の外見で、映画自体はコケちゃったけど、個人的に大変面白くてですね、今後こういう感じの地味路線で行ってくれると良いなあと思ってたんですが、やっぱり派手路線が増えてきてしまって、しかもヒットしない。

そんな所でトドメとばかりにこれ。

……いやあ、これだったらトゥルーライズ2とかの方が良かったんじゃないかな?

司令官になって、娘と嫁さんがエージェントでバリバリやってて心労が絶えない、とかさ。んで、新人イケメンが娘と良い感じになって、いつも通りに大規模な嫌がらせ開始とか、多分ゆるゆるアクションコメディとしてウケるんじゃねえかな?

こういう内容こそティム・ミラーの出番だと思うんだが

で、なんで観なくていいかってーと、なーんにも新しい物が無いのよ。

これ観るなら、今までのターミネーターシリーズ観直した方が有意義なんじゃないのかな?

いや、良い所もあるよ?

新しい敵役のRev-9も予告から感じたつまんなさは無かったです。

前半のアクションも昼間なんで、楽しいし。

でもねえ、結局焼き直しなんだよねえ……。

 

以下、ターミネーターシリーズ及び今作のバレあり

及びターミネーター=Tと略す

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